2024/1/16
全国約2600人の蜚蠊同志会の皆様こんにちは。
黒光り節足型下水道系油虫の遠藤仁平です。
私事ですがとても珍しい病気に罹りました。膵臓の神経内分泌腫瘍です。
約10万人に1人、希少がんとも呼ばれている悪性腫瘍です。
検査の途中で膵臓がんの疑いもあると言われましたが、
膵臓がんよりは進行が遅く悪性度が低い病気という事です。
今後のCOCK ROACHのバンド活動にも大きく影響してしまう事なので、
蜚蠊同志会の皆様にはお伝えしておこうと思いました。
ともあれ、手術ができるという事なので受ける事にしました。
胆のうを全摘出し、膵臓の一部を切除し、術中の判断で十二指腸も全摘出するというなかなかハードな手術です。
尚、その手術の為の事前検査ではのど(甲状腺)にも悪性腫瘍が発見されました。
さらに心臓左室機能低下【正常な方の40〜60%の機能】も明らかになり踏んだり蹴ったりの年末年始となりました。
まさにdead startな一年です。膵臓の手術が終わっても甲状腺や心臓の治療も進めなければなりません。
僕自身、ずっと「死」というものを足のつま先に見据えながら表現活動させていただき生きてきたので
絶望感はおろか悲観する事もありませんでした。恐怖心もゼロに近い程湧きません。
むしろ「死」という自分自身最大の現実&ファンタジーをより近くに日々感じる事で
生々しい「生」を宿した作品が書ける未来を期待しています。
今まで以上に万物のあらゆるものに感謝しながら日々を生きようと。
そして必ずCOCK ROACHの新しいアルバムを完成させ、再びステージに立つ事。
何より、蜚蠊同志会の皆様とまた逢って一緒に歌い叫ぶ未来を決意、約束します。
長文になりました。
蜚蠊同志会の皆様、人生どんな状況に置かれても悲観せず、絶望せずに歩みましょう。
また必ずライブハウスで逢いましょう。でわ。
すばしっこいタフネス
蜚蠊は死なない。
遠藤 仁平