無死の虫
僕が生まれて 何千年が過ぎた?
一体、いつまで 生きてゆけばいい?
この先、永遠に 生命力は絶えず
浅く心地良く 深く儚い
体温のプロトンが秒速で脈を打ち
細胞の塊が正確に起動する
僕の肉体よ この地で絶えてくれ
僕の肉体よ 冬の花に包まれて
生まれ変われぬ性に
一輪の花を 投ぐ・・・・
絶望の唄 唄う・・・・
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